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弁護士ブログ

歴史的なスーパーボウルに学ぶこと

Tue, 2017-02-07 / 01:44
kobayashi-law-office

今日は今年51回目のスーパーボウル。

(NFLの決勝戦、野球でいえばワールドシリーズですね。)
強豪ペイトリオッツと、若くて勢いのあるファルコンズの一戦。

下馬評は経験豊富な前者が有利とみられていたようです。

朝8時から生放送とあって、仕事が暫く手に・・(苦笑)。

 

しかしキックオフ後、前半は圧倒的にファルコンズのペース。

ペイトリオッツはランは捕まるは、パスは繋がらないわで、

全くもって良いところなし。

スーパーボウルMVP3回のペイトリオッツQBブレイディが

精彩を欠くなんてもんじゃなく、酷い姿を晒していました。

0-14とリードされている中、やっと得点まであと少しの

ところまで漕ぎ着けたところで、パスをインターセプトされ、

0-21とファルコンズのリードが更に拡大。

こんなに一方的なスーパーボウルは初めてでしたので、

「これは終わった」と思い、テレビを消して仕事を始めました。

 

ですが、言い訳っぽいですが(笑)、心のどこかで

「あのブレイディがこんな簡単に終わるはずがない」

「もしかしたら、もしかするかも」とも思っていたので、

結果が分からないよう、今日はYahoo画面を封印(笑)。

 

夜、家に帰ってビデオで後半戦を見始めました。

後半開始後も、まだまだファルコンズの勢いは止まらず、

第3Q(後半30分のうちの前半分)の時点で

3-28とファルコンズ大量リード。

「やっぱそんな簡単に奇跡は起きないよな・・・」と

思いつつも、お酒を片手に見ていると、

少しずつ、少しずつですが、ペイトリオッツの

攻撃に本来のリズムと正確さが戻ってきたのです。

まだ半信半疑ながら、画面から目が離せなくなりました。

 

そして後半最後の15分。ファルコンズによる

相手の裏をかいたパス攻撃が逆に封じられたのを契機に、

流れは怒涛のように一気にペイトリオッツに。

その後、おそらくは今後何十年に渡ってテレビで繰り返し

放送されるであろう奇跡的なプレーがいくつも生まれ、

最後の15分間だけで25点差を追いついていました。

 

こうなると、経験値のない若いファルコンズには、

百戦錬磨の相手からもう一度、流れを呼び戻す力は

流石にまだ無かったようです。

スーパーボウル史上初となった延長戦は、

ペイトリオッツがあっさりと先制して勝負あり。

恐らく、一生に一度あるかないかの歴史的な一戦を

ほぼ生(これが残念^^;)で見れたのは非常に幸運でした。

 

試合後のインタビューで選手が興奮しながら叫んでいましたが、

「諦めない心」これに尽きると思います。

どんな状況に置かれても、決して最後まで諦めないこと。

それが、道が開ける唯一、そして最強の方法なのだと、

この試合を見ていて改めて感じました。

 

ペイトリオッツの強靭な精神力に心から敬意を表しつつ、

来年はファルコンズを応援しようと思います。

それにしてもどっちも今夜は寝れないことでしょう・・^^

 

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