弁護士ブログ
歴史的なスーパーボウルに学ぶこと
今日は今年51回目のスーパーボウル。
(NFLの決勝戦、野球でいえばワールドシリーズですね。)
強豪ペイトリオッツと、若くて勢いのあるファルコンズの一戦。
下馬評は経験豊富な前者が有利とみられていたようです。
朝8時から生放送とあって、仕事が暫く手に・・(苦笑)。
しかしキックオフ後、前半は圧倒的にファルコンズのペース。
ペイトリオッツはランは捕まるは、パスは繋がらないわで、
全くもって良いところなし。
スーパーボウルMVP3回のペイトリオッツQBブレイディが
精彩を欠くなんてもんじゃなく、酷い姿を晒していました。
0-14とリードされている中、やっと得点まであと少しの
ところまで漕ぎ着けたところで、パスをインターセプトされ、
0-21とファルコンズのリードが更に拡大。
こんなに一方的なスーパーボウルは初めてでしたので、
「これは終わった」と思い、テレビを消して仕事を始めました。
ですが、言い訳っぽいですが(笑)、心のどこかで
「あのブレイディがこんな簡単に終わるはずがない」
「もしかしたら、もしかするかも」とも思っていたので、
結果が分からないよう、今日はYahoo画面を封印(笑)。
夜、家に帰ってビデオで後半戦を見始めました。
後半開始後も、まだまだファルコンズの勢いは止まらず、
第3Q(後半30分のうちの前半分)の時点で
3-28とファルコンズ大量リード。
「やっぱそんな簡単に奇跡は起きないよな・・・」と
思いつつも、お酒を片手に見ていると、
少しずつ、少しずつですが、ペイトリオッツの
攻撃に本来のリズムと正確さが戻ってきたのです。
まだ半信半疑ながら、画面から目が離せなくなりました。
そして後半最後の15分。ファルコンズによる
相手の裏をかいたパス攻撃が逆に封じられたのを契機に、
流れは怒涛のように一気にペイトリオッツに。
その後、おそらくは今後何十年に渡ってテレビで繰り返し
放送されるであろう奇跡的なプレーがいくつも生まれ、
最後の15分間だけで25点差を追いついていました。
こうなると、経験値のない若いファルコンズには、
百戦錬磨の相手からもう一度、流れを呼び戻す力は
流石にまだ無かったようです。
スーパーボウル史上初となった延長戦は、
ペイトリオッツがあっさりと先制して勝負あり。
恐らく、一生に一度あるかないかの歴史的な一戦を
ほぼ生(これが残念^^;)で見れたのは非常に幸運でした。
試合後のインタビューで選手が興奮しながら叫んでいましたが、
「諦めない心」これに尽きると思います。
どんな状況に置かれても、決して最後まで諦めないこと。
それが、道が開ける唯一、そして最強の方法なのだと、
この試合を見ていて改めて感じました。
ペイトリオッツの強靭な精神力に心から敬意を表しつつ、
来年はファルコンズを応援しようと思います。
それにしてもどっちも今夜は寝れないことでしょう・・^^
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今日は左利きの日だそうです。